おさるさんと私がダウンしてしまった週末の日曜日。
お昼前に起きて熱を測ってみると少し下がり、ようやく38,9度と39度をきって身体もだるいものの、なんとか起き上がれるようになったので、イベントが気になるつつも看病の為に会社に連絡をして休んでくれた旦那に
「だいぶ楽になったし気を使わず会社に行っても良いよー。」
と伝えると、やはり気になっていたのか会社へ行く事に決めた旦那。慌てて会社に行く用意をして出ていきました。
その後おさるさんがあーちゃんと話をしたい。というので、母に少し相手をしてもらったら楽かな。と軽い気持ちで母に電話をしておさるさんに代わり、私は座っていると気分が悪くなるので、寝転びながらミニをあやしていたら、おさるさんが
「マミーと Grumpy Monkey のふたりとも ねつでてん。マミーなんどやった?」
と聞いてきました。
39度。と答えるとそのまま伝えたおさるさん。
母が心配すると思ったので電話を代わりだいぶ楽になったし、おさるさんの熱も下がってきたから大丈夫やで。と伝えてそのままおさるさんに電話を渡しました。
そして、おさるさんが電話を切ってから皆でテレビを見たりしていたら、2時間ほどして母から電話があったので、心配してかけてきたのかな?と思って元気よく 「はいはーい」 と電話に出ると
「やっぱり心配やから行くわ~。今もう家出るから」
との事。
しまった。。うちの母親は心配性なので、おさるさんから熱を聞かれた時に37.5度とか低めに言っとけばよかった。。。と後悔するも時すでに遅し。
1時間弱で母と父が来てくれました。
普段なら父は母を駅まで送って母が電車で来るのに珍しく父も心配になってきてくれたんだなぁ。なんて思いつつ
「ごめんね。ちょっとしんどいから横にならせてもらうので、おさるさんとミニの相手お願いしますー」
と言って横になりました。
そのまますぐに母が台所を片付けながら晩御飯を作ってくれたんですが、その間にリビングにいた父が、
「えらい散らかりようやな~」
と言うので
「まぁ、二人寝込んでてその面倒見ながらミニの相手してたから旦那も一杯一杯やってんやわ」
と布団から起き上がって言うと
「ちゃんと薬飲んだんか?寝転んでゆっくりしとけ」
と言って、部屋をすごい勢いで片付け始めました。
普段母が片付けるのはよく見かけますが、父がこんなに部屋を真剣に片付けてくれるのを見るのは初めてだったので感動してしまいました。
しかも片付け終わったあとにローラーで床の上のゴミまで綺麗にコロコロと拾ってくれてました。
ちょっと父らしいなと思って笑ってしまったのは、汚くなったローラーのテープをはがし、そのまま床を続けて掃除しようとしたら、テープが床の上にベタっと
張り付いて1mくらいべったりくっついてしまったのですが、(普段私がする時は新しいテープでクッションとかのほこりを掃除してテープの粘度を弱くしてか
ら床のほこりを取ります)それを一気にはがし、手で適当に丸めてベタベタと床の掃除をしているのを見た時でした。(笑)
ミニは父になかなか慣れず、去年までは会うと半泣き状態でしたが(じーちゃん顔がいかついからね~・笑)、お正月に長く一緒にいたことで最近やっと父におそるおそるでしたが、遊んでもらったりするようになっていました。
今日はどうするかなぁ。と思いながらみていると、掃除が終わってソファに座った父に
「きゃあ♪」
と嬉しそうに言いながら飛びついているではないですか!
父も嬉しそうに抱っこして遊んでくれてます。
母も台所から出てきておさるさんの相手をしてくれていたので、ほっとして私は横になっていたんですが、いつのまにか寝てしまったらしく、
ベリッ
という音がするまで寝ていた事にも気づきませんでした。
で、何の音やろ?と思っていたら母が父に
「もう少しキツクしても良いで」
と言ってる声が聞こえます。
なんの話??と思いながら起き上がってみると、父が母の腰周りに大きなコルセットを巻いているのが見えました。
??????
と思いながら
「何やってるん?」
と聞くと
「あ、ばれた!」
とあせる母。
「何してるん?何がばれたって?」
と聞き返すと
「いや、もう大丈夫やねんで。ちょっと今朝階段最後の2段で滑って肋骨と腰を打ってしまってん。で、ちょうど遊びに来てた友達がコルセット持ってるから。って言って取りに帰ってくれてから借りてるねん。巻いてたら痛くないから大丈夫やで」
と言うではないですか。
自分の腰が痛いのに、わざわざ見舞いに来てくれるなんて、親って本当にありがたいな。と父の掃除の後に更にまた感動してしまいました。
そして、きっと父も母が心配で一緒に来てくれたんだなぁ。と父も一緒にお見舞いに来てくれた理由がわかりました。(^-^)b
この週末は本当に熱が出てフラフラで大変だったけど、家族のありがたさを改めて感じた週末になりました。(^-^*)
<母が私に元気になるようにと持ってきてくれたぽんかん>
田舎から送ってきた”ぽんかん”なので桜島の火山灰がついたままなのがまた懐かしくて更に美味しく感じました。(^-^*)
注:決して腐りかけている訳ではありません(笑)